私が普段、頑張らない範囲(=皿を床に打ちつけたくならない範囲)で、なるべく無農薬野菜や体に良い素材を使って、食品添加物・化学調味料の摂取をなるべく少なくするために自炊をする理由は、
身体は食べたものでできているから。You are what you eatですね。
野菜や果物を育てるときに使われる農薬の量は、人に摂取されても害のない量とされていますが、それでも取らないことに越したことはない。一回の摂取で問題ない量だとしても、それを1年間、365日 x 3 =1000回近く摂取していれば結構な量になる計算になりそうだ。
よく、アメリカ産のオレンジやグレープフルーツの皮に防腐剤がついているので、それを触った指を舐めないで、というメッセージがスーパーの棚に申し訳程度に書いてあり、海外の野菜=農薬をたくさん使っている、というイメージを抱きがちかもしれない。(そしてそのメモも申し訳程度ではなく、きちんと大きく書いて欲しい。大事なことなので。)
けれど、日本の農薬検査基準は、実際にはアメリカやEU諸国のそれよりはるかに甘かったりもする。
国産=安全 という方程式はどこから来たのか、誰か教えてほしい。
必要以上に怖がる必要はないけれど、正しく、そして自分の生活に必要な範囲で知っておく必要はあると思う。
農薬は、その野菜を食べる人にとって悪いだけでなく、野菜をそもそも作ってくれている人にとても膨大な健康被害をもたらしている。食べてるだけの人よりもはるかに大きな規模の健康被害を。
私が色々書くより、多分この映画を観ていただいた方が専門的な言葉もわかりやすく、そして科学に基づいた結果であるということをより実感できると思うので紹介します。もう少しステイホームが続きそうなので映画タイムにぜひどうぞ。(去年TSUTAYAにはあった。令和3年になっても我が家はTSUTAYA派です。)
科学に基づいて、と聞くとお堅い感じがすると思っていたけれど、大学院で勉強し始めて、科学を信じることができなければ何を信じれば良いのだろうか、と思うようになってきた。もちろん、どういう意図でその結論に至っているかに疑いの目をかけなければいけない場合もあるのだが。これまた別の機会に書きます。
日本では2009年に上映されていたこの映画。出演していた村の子どもたちが今はもう大人になっているのかと思うとしみじみする。。。
明日の投稿に続く。。。