家の温度と窓ガラス:ドイツのダブルグラスが恋しい!

家の温度と窓ガラス:ドイツのダブルグラスが恋しい!

こんにちは。だんだん日が出ている時間も短くなってきましたね。

コリンは週末も大学院の勉強をしてることが多いのですが、寝る前の30分間くらいはベッドで20世紀少年を読み進める時間を確保する努力しています。(私の推しの漫画家さん・浦沢直樹さんの漫画について今度また書きたい。)

寝室行くと床がめっちゃヒヤっとしませんか?

日本の家って、夏は暑くて冬は寒い。ですよね?

最近建てられたマンションなどはしっかり隙間風対策がされていたり床暖房などが入っていてぬくぬくするお家もあると思いますが、こりんの住んでいるマンションは私と同じくらいの築年数で、床暖房なぞ入っていない。

私は大学時代ドイツに住んでいましたが、やはり日本に帰ってきて毎冬恋しくなるのは、あの暖かい住宅。。。冬でも半袖のあの暖かさ。。。

恋しくなる道具No.1は、セントラルヒーティング。壁についてる白いパネルの中にお湯が流れて、そこからじんわりお部屋の空気を温めてくれるあの優れもの。風が吹くでもなく、空気が乾燥することもなく、本当に温かい。洗濯物を干して出かけていくと、サウナのような感じになっていたこともあったw

そんなセントラルヒーティングの次に私が恋しいのは、窓ガラス。

いや、こりんの家にももちろん窓ガラスついてます。(大丈夫だよ!)

でも欲しいのは、

二重ガラスなのです〜〜〜〜〜

日本の住宅基準を早く変えてほしい。。。

だって、二重ガラスにすれば、

  • 夏は暑い空気が室内に伝わるのを避けてくれて、
  • 冬は外の冷たい空気が室内に伝わるのを避けてくれて、
  • それでいて年中外の騒音もある程度ふさいでくれる。

え?最高じゃないですか?

特に、こりんの家の近くは道路がまっすぐなので、たまにF1やSUPER GTかと思うくらいのスピードで走っていく車がいます。そういう時には、今住んでいる家を内見した日に見学した、全ての窓がダブルグラス窓でめっさ静かだったもう一件のマンションを手放したことを激しく後悔しています。それも割と頻繁に。

室内の温度の話に戻りますが、窓が外気の影響をブロックしてくれて室温の変化が外気からの影響が少なくなれば、冷房や暖房の設定温度や強さも今よりもマイルドな感じにできるはず。

低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン

私がこんなん書かなくても、2014年に日経新聞も書いてるじゃん。。。

エアコンや暖房の機能がいくら良くなって「節電」になろうが、お家の空気が常に暑いor寒ければ結局ずっと冷暖房に頼らざるを得ないですよね。

技術の進歩によって機能が良くなったことで、人々がそれらを今までよりももっと使ってしまい、結局消費エネルギーが増えているという現象です。

(↑ジェボンズのパラドックス

だったら、製造工程ではもちろん電気を使って製造されるけれども、一旦作って家の壁にバチっとハメたらひとまず何十年も使える二重ガラス窓にした方が効率良さそうな気がするのは私だけでしょうか?

これから建てる家やマンション、全てダブルグラス窓にしたら、冷暖房による電気の消費量絶対減ると思うんけどな〜。

建築のガイドライン、変えられないのかな?ダブルグラスを標準にできないの???

既存住宅における断熱リフォーム支援事業というのがあるようです。申請とかもちろん行程は多そうだけど、自分が所有している建物だったら私だったらやるかな〜。(建物持っていないけど)

グリーンなイメージの強いドイツでも、再エネ促進政策の一つとして、個人宅の窓を二重ガラス(今はその先をいくトリプルガラスが主流だそう!)にする改修工事への補助金を実施しています。1戸につき、実費の20%(最高金額12000ユーロ)を、連邦経済エネルギー省(日本でいうMETI)が負担してくれるそう。日本の助成金の金額ともそこまで変わらないですね。

断熱性の高い建築手法で断熱性を確保して、そこにダブルもしくはトリプルガラスでさらに気密性も上乗せしたら、冬も家で半袖で過ごせるんじゃないかな?(これであなたもドイツスタイル!w)

冬になったら必ず思い出す、ドイツのセントラルヒーティングとダブルグラス窓。将来もし家を建てる場合があったらこの二つは絶対取り入れたい。