こんにちは!なぜ大学院に行こうと思ったのかシリーズ、最後の質問2つ、綴りまーーす!
社会人→学生 切り替えについて不安なことなどはあったか?
海外で生活することに対しては、ドイツ留学やイギリス留学のおかげか特に不安はなかったです。
でもそれ以外のところで正直めちゃくちゃ不安な気持ちはありました。
大学院で勉強し終わった後に目指している仕事につけるのか?
本当はこのまま働き続けたままキャリアチェンジも不可能ではないんじゃないか?っていう点。
でも、それって楽な方に逃げたいという気持ちからくるものだって気づいたんですね。実際、何年もマーコムの仕事していった先でサステナビリティ系の業務扱う仕事してる人もいるというのを見聞きしていると、そういう方法もあるじゃんって思ってそっちにいきたくなったりもしたのだけれど、そういう進み方だと、やはり課題解決に必要な専門性がどうしても求められている分の100%には満たないケースが多くて、それは自分のありたい姿ではないなと。そして、そういう可能性があるのであれば、どこか大学院に実際に合格してから考えればどこかのポジションに応募したりするなり良いことだと割り切りました。
もう一つ、私の背中を後押ししてくれたのは、ドイツ留学中に何歳になっても学んでいる人の姿を近くで見ていたこと。日本だとやはり今でも一度社会人になったらそのままずっと企業勤めっていう方も多いと思うんですね。でもドイツで大学内でも大学外でもいろんな人と知り合って、勉強することってなにも22歳までって決まっていない、一回働いたら学生に戻れないわけではない、ということを目で見て肌で感じていたことは、私のドイツ留学の産物だなと感じました。人とちょっと違うことをやりたいと思った時に、出た釘は打たれるからと始めから引っ込んでおくのではなく、「自分はこれがやりたい!」と強い意志をもって進む性格(よく言えば粘り強い・持久力がある、単純に言えばただの頑固w)は、自分の意見を言ってなんぼの環境に身を置いたことで手に入れられたものなのだなぁと、改めて振り返って思いました。
もちろん、夫や家族、友達が話を聞いてくれて応援してくれたことも私がエンジンを回し続けられる大きな原動力でした!ありがとう♡
なぜオンラインで通える大学院(Sussex大学大学院)を選んだのか?
本当は私、オランダの大学院に行こうと思っていたんです。
ガバナンスや政策関連に重点を置いたプログラムで実際に合格もいただいて、ビザも申請して、家も契約の一歩手前までして。COVIDがあっても入学許可書とVisaがあれば渡航は可能だったし、前々から「この分野ならオランダで勉強したい!」と思ってました。でも、やはりCOVIDのぶり返しとそれによるEU側あるいは日本側で国境閉鎖になった場合に、どうしても帰国したくても移動できなくなったときのリスクなどを色々考えた結果、日本からできる方法はないかも探ってました。去年の7月はまだワクチンがいつ頃出そうか全然わかっていなかったし。
2020年7月頃にオランダ現地の大学院生に話を聞ける大学主催のウェビナーで色々話を聞いたら、その時はまだキャンパス授業がベースで、規制がかかった時だけオンライン授業、という感じだったのです。
現地の学生から、
- 規制がかかっている時はオンライン授業だけど、規制が解除されれば次の日からキャンパス授業になる。
- オンラインで母国から受けていいという指示があるがキャンパス授業の日はオランダにいる必要があるので、現実的には2年間オンライン授業かもしれないけれどそれを承知の上でオランダに来ている必要がある。
- なので生活はめちゃくちゃバタバタするし、そして授業も進行もカオスになってる
というのを聞きました。(教授の目の前でこれをいうオランダ人大学院生サイコーwww)
それと、私は勉強中、やはり現場での経験を積みたかったのでNGOでインターンシップしたいと思ってたんですね。で、現地の学生に様子を聞いたらCovidの影響(対面コミュニケーションの制限?)もありインターンの募集が少ない、ということだったので、ここも考え直すポイントになりました。だって絶対インターンシップやりたかったから。現地にいなければ見えてこないこともたくさんあるだろうという思いもあり、渡欧は捨てがたかったけれど、でもオランダに住みながらずーっとアパート暮らしだったらちょっと残念。
それなら規制のゆるい日本にいて、プログラムも(コロナ関係なく)数年前から運営方法なども確立されているオンラインコースで勉強した方が色々気にすることが減って集中できるかなと思い、もともとどこにも受からなかった時の最後のソリューション(別に難関度が低いとかそういうわけではなく。大学の名誉のために言っておきます。笑)としてチェックしてあったオンラインコース(←今通っているやつ)に変更することにしました。(変更する、といってもその時点ではまだ応募すらしていないw こっちが合格しなければオランダ行く覚悟で)
急いで応募書類まとめて、応募して。9月開始のコースに8月上旬に応募するという若干荒技でしたが無事合格をいただきまして、現在通っております。面倒なビザの申請やら家探しやらをせずに海外の大学院に通えるようになったなんて、なんと便利な世の中になったもんだ。
オンラインのプログラムって一人でコツコツ進めていく、という感じを想像して覚悟していたのだけど、実際他の学生との交流もあるし、グループワークもよくあるし、意外と想像していたよりは学生と繋がってる。どんな感じなのかは、また別の投稿で書きますね!(興味ある人いるのかな?)
社会人になってからまた学生に戻ろうか、あるいは新しいことをしようか悩んでいる方がこれを読んでくれて、何かの部分で励みになったら嬉しいです。