女性活躍推進とかいいながら、待機児童解消されなかったり、子育てしながら働ける環境がなかなか整わない日本。そのあたりのことと、学校教育のことを前回の投稿と絡めて色々考えた。色々考えて、一つ自分の中ですごい気になったのが、M字カーブ(女性の年齢別就職率グラフを表すグラフ)の教え方だ。
あれって、統計結果なので、一般的な(しかも大体は過去の)傾向がどうだったか、を読み取るものだと思うんですね。でも、教え方や言葉の使い方によっては、「女性=結婚して子どもを産んだら一度仕事から何年か離れて、その後また仕事に就きます」と言う、彼女たちの人生設計に影響を与えるような固定的なメッセージになってしまうのではないかな、と。
学校の先生たちの指導要綱など全く私は知らない状態で、自分が小学校に通っていた時のことを思い出しながら書いていますが、小学校に行く年齢であれば「母親としての自分」を想像できる子も少なくないわけで。私は子育てしながらずっと仕事を続けるわ、みたいなそこまで具体的に考える子は多くなさそうだけれども、「今までの世の中のメインストリーム=あなたもそうなる」と受け取られないような伝え方をして欲しいなぁ。そして、なんでその時代にそうなってしまっていたのかも合わせて伝えてくれるとフェアなのではないかな、とちょっと思ったのでした。