今回の投稿では、私がヨーロッパの大学院7校に応募した際に必要だった書類を共有しながら、この書類こういうことに注意が必要だった、あるいはこんな手間がかかったので早めに取りかかったほうが良い、などを振り返りたいと思います。私自身がもう一度どこかの大学院に応募することは近年中にはないと思いますが、これから大学院進学することを考えている方の参考になれば嬉しいです!
※あくまで、2020年9月スタートのプログラムに応募したときの個人的な話です。応募書類は大学や応募学科によって変わりますので、ご自身でご確認ください!
私が応募した大学院
- Leiden University(オランダ・ハーグ)
- University of Groningen(オランダ・フローニンゲン)
- Maastricht University(オランダ・マーストリヒト)
- University of Applied Sciences Bonn-Rhein-Sieg (ドイツ・ボン)
- Leuphana University of Lüneburg(ドイツ・リューネブルク)
- The University of Leeds(イギリス・リーズ)
- The University of Sussex (イギリス・ブライトン)
※私は全て英語で授業が行われるプログラムに応募しました。唯一Leuphana大学はドイツ語と英語ミックスで授業するプログラムだったけど、応募書類は全て英語で良かったので助かった。別途ドイツ語で出せって言われたら、書けるけど絶対白目だったw
用意した書類(全て英文で)
- 大学卒業証明書
- 大学成績書
- ドイツ留学時の成績書
- CV
- 志望理由書
- パスポートの写し
- 英語能力証明書(IELTSとか)
- Job reference letter/ contact data of 2 references
- 銀行の残高証明
大学卒業証明書&大学成績書
これは、誰でも前もって準備できる書類なので、早めに出身大学から取り寄せてしまうほうが良いと思います。
出願タイミングが大学の長期休み(夏休み、春休み、冬休み)の少しあとになる場合は注意。事務所が閉まっていることがあり、対応が長くかかることがあるので、大学が通常運転の期間に済ませておくのが良いかと思います。
学籍番号忘れてるとそれ調べるところからしないといけないしね。
私の大学は郵送OKで、英文の大学卒業証明書&大学成績書も特に特別な手続きせずに発行してもらえたので助かった。
何部取り寄せるかですが、何校応募するかにもよりますが、1部づつだけだと万が一何かのタイミングで原本出せって言われて手元に原本がゼロになると不安になるので、2部以上はあると良いのか?ご自身で決めてください!笑
ドイツ留学時の成績書
私は学部時代、1年間ドイツのハンブルク大学に交換留学していました。なので、その時の在籍証明書と成績証明書も出せってある大学から言われたんですけどね、ハンブルク大学、交換留学生用の成績証明書、そもそもすっごいテキトーなんですよ。ドイツ人の学生も、ハンブルク大学はadministration弱いって文句言っているくらい。
ひとまず、ドイツ語で「こうこうこういう理由で書類が必要だ。成績証明書はこれがあるけど在籍証明書はもらったことがないので発行してほしい」と言うお願いをしたら、「できないからletter of acceptanceを使ってくれ」と言う返信が来ました。いやいや、「letter of acceptance、在籍期間書いてないから認めてもらえない。私の在籍機関と在籍学部はこれだったから、大学のレターヘッドでそれらしきもの発行してください」ってねじ込みました(笑)この辺り、社会人で色々経験してきた交渉力が多少は役に立ったのかしら。だめって言われてももう一回言ってみる(ドイツでの鉄則w)。在籍期間証明書は、翻訳とかめんどくさかったので、最初から英語で発行してもらいました。
問題は成績書だ。Certified translationが必要だったので、certified translatorを探すところから。日本には独-日の認証翻訳者はいるけれど、独-英はいなかった。ので、認証翻訳者を掲載しているドイツのウェブサイトで探す。社会学系を専門とした方に一人コンタクトしたらすぐ連絡くれて、私の緊急具合もくんでくれてすぐやって送ってくれて涙出そうだった。
原本送ってくれた時に応援メッセージ付きでポストカード入れてくれてたんだけど、彼女の専門分野がsustainability関連テーマだったのです!今でもそのカードは大事に仕事と勉強のノートブックに挟んでいます。あと、送金がうまく行かなくて、ドイツ在住の友達に助けてもらいました。Lちゃん、Danke ><
言語によっては、在日大使館が対応してくれるところもあるみたいですが、ドイツは数年前にサービス停止した模様。